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昭和を彩った女性歌手達はどうしている?

昭和時代の名歌謡曲を歌った女性歌手達も数多くいますが、その後歌手としては名前をきかなくなっている人も少なくありません。

引退してしまった人、歌手ではなく女優やトークを主体とするタレント等にシフトした人。
そんな女性歌手達のその後についてまとめました。


歌手

江利チエミ

美空ひばり・雪村いづみとともに「三人娘」と呼ばれ、1950年代から70年代に華々しくヒットを飛ばしました。
紅白歌合戦にも16回の出場を果たしています。

ミュージカルや映画女優としても人気を博しましたが、波乱の生涯の末1982年に急病でわずか45年の短い生涯を終えました。

笠置シズ子

戦中から活動し、戦後すぐの1947年に「東京ブギウギ」で一世を風靡した歌手です。



ブギウギ伝説~笠置シヅ子の世界~

1957年に歌手をやめてそれ以降は女優に専念。
1985年に70歳で病気で亡くなりました。

ちあきなおみ

1964年にデビュー、1972年の「喝采」で大ブレイクした女性歌手です。
「名前だけはなんとなく聞いたことのあるような…」という方も多いのではないでしょうか。

1978年に結婚して以来少し活動ペースを落としていましたが、その後も歌手や女優として活動。

しかし1992年に夫を55歳という若さで亡くしてしまい、その精神的負担から活動休止を発表して以来、表に出て来ることはありませんでした。

以降は不動産の収入などで静かに暮らしていると伝えられています。

青江三奈

クラブ歌手などを経由して1966年にデビューした彼女。
「伊勢崎町ブルース」「長崎ブルース」など夜の街をテーマにした曲中心にヒット曲を飛ばしました。

その後は大きなヒット曲はないものの、着実なコンサートなどの活動を続けていました。

1990年に最後の紅白歌合戦出演をした後、2000年に59歳で病没しました。

ペギー葉山

映画「サウンド・オブ・ミュージック」の劇中歌である「ドレミの歌」を訳し自ら歌ったことで知られています。
音楽番組の司会等も務め、紅白歌合戦も14回に渡って出場しました。

近年は80歳を越す高齢となりましたが時折TV出演したり、コンサートなどを行い歌手活動を続けていました。
2017年4月12日に病気のため83歳でこの世を去りました。

藤圭子

1969年にデビューし1970年の「圭子の夢は夜ひらく」で大ブレイク。
暗い歌が一世を風靡しました。

1971年に最初の結婚をしてからは引退と復帰を繰り返していて、2度目の結婚で産まれた娘宇多田ヒカルの歌手デビューとブレイクで再び注目が集まりました。

親子ユニットU3でのリリースも果たしましたがその後は心の病に長年苦しみ、2013年に自殺という形で世を去りました。

桂銀淑

韓国生まれの演歌歌手で1985年に日本でデビュー。
1987年の「夢おんな」などでブレイクしました。

2007年に覚醒剤使用の不祥事を起こして国外退去処分となり、日本での活動は閉ざされました。
その後は韓国で歌手活動を再開しています。

高田みづえ

1976年にオーディション番組でデビューし、一躍人気アイドルの仲間入りを果たしました。
「だけど…」などのヒット曲をだし、桑田佳祐とデュエット曲を出したこともあります。

1985年に当時人気力士だった若嶋津との婚約と引退を発表し、6月のラストコンサートで引退。
その後は相撲部屋のおかみさんに徹し、現在は二所ノ関親方となった夫を支えています。

あみん

1982年からわずか2年程活動した女性デュオ。
「待つわ」のヒットで有名でしたが、その後は岡村孝子のソロ活動で知られる所。

2007年に再結成していますが、現在は動きが止まっています。

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