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昭和20年代の映画音楽

戦後、焼け跡から人々が立ち直ろうとする時代。
まだまだ町中には戦火の爪痕が残っており、人々は苦しい中にも少しづつ日常を取り戻していった頃です。

そんな映画の主題歌にも、数々の名曲が生まれています。

昭和20年代の映画はどんなの?

終戦直後の昭和20年代、戦争で焼け落ちた街中もまだ再建され切っていない時代。

そんなまだまだ日本全体に物資がない中でも映画が次々と作られて行きました。
まだまだ機材、予算等も不十分な中とはいえ、映画は多くの人の心をとらえ、支えとなりました。

時代的に、戦後の厳しい世相を背景にした作品もまだ少なくありません。

粋な風来坊/美ち奴

1946年公開の同名映画の主題歌です。
この映画のフィルムはその後火事で焼失してしまっていますので、オリジナル版を見ることはできなくなってしまいました。

歌った美ち奴は戦前から戦後にかけて一世を風靡した浅草芸者出身の歌手です。


夜霧のブルース/ディック・ミネ

1947年公開の映画「地獄の霧」の主題歌でした。
更正しようとする元ならず者を描いた作品で、アクション描写も取り入れられています。


曲の方はディック・ミネの代表曲の1つともなり、後に石原裕次郎などにもカバーされています。
歌詞に中国の地名が出て来るのは、映画の主人公が上海で過ごしていたからでもあります。

ディック・ミネ 栄光の日々 CD7枚組

三百六十五夜/霧島昇、松原操

小島政二郎の長編恋愛小説を原作に、1948年公開された同名映画の主題歌です。

歌った霧島と松原のふたりは夫婦でしたが、妻の松原操はこれを最後に芸能界を引退しました。
この作品はのちにテレビドラマ化もされています。

青い山脈/藤山一郎・奈良光枝

石坂洋次郎の青春小説を映画化したもので、同名の主題歌がついています。
主題歌のレコードは1949年に、藤山一郎と奈良光枝によって歌われました。



青い山脈 前・後篇 [ 原節子 ]

その後奈良が早くに亡くなったため、以後は藤山のソロ曲のような扱いになり、長く愛される曲の1つとなりました。

近年でも歌謡番組などで度々歌われている曲で、合唱曲としても定番の一つでもあります。

「あんな女」と誰が言う/轟由紀子

戦後を娼婦として生き抜く女性達を描いた映画で、1948年に公開された田村泰次郎の小説を映画化した、「肉体の門」の主題歌です。

この曲を歌った轟由紀子は元宝塚歌劇団の女優で、この映画の公開当時は既に同映画の監督の夫人でもありました。



肉体の門 [ 野川由美子 ]

なお、この作品はその後何度か映画やドラマでリメイクされています。
最近だと2008年版の観月ありさ主演のTVドラマ版が記憶に新しい所ですね。

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