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演歌ってどんな音楽?

演歌と歌謡曲とどう違うの?と疑問に思われている方も多いかと思います。

昔の歌謡曲を聞くと全部演歌に聞こえない?と言う方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、演歌の成り立ちや定義について解説致します。


演歌

演歌の成り立ち

実は、演歌はもともと歌謡曲の一種という位置づけで、その音楽的特徴などがはっきりと形づくられていったのは戦後のことなのです。

イメージ程その発祥は古くはないジャンルなわけですね。

演歌の原型は19世紀末の明治の自由民権運動の頃に、「オッペケペー節」を始めとする社会派の歌を「演説歌」とよび、これが略されて演歌と呼ばれるようになりました。

しかし、この形の「演歌」は昭和時代にすたれていき、やがて流行歌の中に飲み込まれた形になりました。

終戦後の1950年代以降、歌謡曲に民謡などの要素を取り入れ、いわゆる「こぶしのきいた」歌唱法で歌われる楽曲が次々と出てきました。

そしてこうした楽曲が現在の演歌のスタイルと近くなってくるのです。

これらの音楽性に「演歌」の名前が与えられたのは1960年代になり、それ以前は特に区別されることなく歌謡曲とまとめて呼ばれていました。



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現在の演歌はどうなっている?

現在では「ヨナ抜き音階(ファとシがない音階)」「古賀メロディー」と呼ばれる音階法を基本の音楽性とし、こぶしをきかせてビブラートを入れる歌唱法が特徴となっています。

上記の通り、意外と演歌の歴史というのは戦後からのもので、実際イメージ程には長くはなかったりするのです。

しかし、どこか古いイメージを持たれがちなのは演歌業界の古い徒弟制度的な雰囲気や、和服を着て歌うのが普通になっていたり、歌詞のテーマがやや今の感覚からしたら古めかしいものであったりとかが定番になっています。

その辺りから、実際以上に古いもののようなイメージを持たれがちなのかもしれません。

また、歌謡曲との区別もかつてはそう判然とはしていなかったのです。

昔の「歌謡曲」をきいて演歌っぽいと思うのも自然なことなのです。
歌謡曲と演歌の境界線が今でもそう明確なわけでもありませんので、細かい区別についてはそれほど難しく考えなくてよいのかもしれません。

近年の演歌も普通のJ-POP要素っぽいものを取り入れた曲はあるわけですし、境界線を定めることはより難しいでしょう。

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