様々な場所で行われるクリスマス行事。
病院ではどのようなクリスマスがおこなわれているのでしょうか?
闘病中の方にも楽しいクリスマスを過ごしていただくにはどうしたら良いのでしょうか。
入院患者さんを入れることのない小さなクリニックですと、職員がサンタコスプレ、、というのはあまりありません。
ロビーにクリスマスツリーを置いたり、入り口にリースなどで飾り付けをしたりと言った感じになるのがもっぱらです。
小児科の病院だと、可愛いサンタの人形をカウンターに置くのも良いでしょう。
クリスマスの行事がバラエティ豊かになるのは、やはり長期入院の方が多い病院です。
特に子供の入院する病棟や、病院併設の老人保健施設では様々なクリスマス行事が開催されます。
長く病院で暮らすかたが多い場所ですと、やはり生活に彩りがあったほうがいいですからね。
外へ遊びに行くのもままならないお子様の入院患者さんも、華やかな飾りやクリスマスイベントは喜びます。
大きめの病院だと、ロビーなどでのクリスマスコンサートを開くところもあります。
サンタ帽子を被っての合唱や、職員の知人筋などを辿ってクラシック歌手を呼ぶのもアリですね。
地元の少年少女合唱団や、中学校や高校の音楽系部活を呼ぶところもあります。
ロビーでのクリスマスコンサートの場合、入院患者さんだけでなく一般の方も入れるところも多いです。
病院でも、お医者さんや看護師さんなどの職員がサンタコスプレをする行事をやるところもあります。
特に子供が入院している病棟だと、外で思うように遊べなかったり、ほとんどベッドの上で過ごしている闘病中の子供も多いです。
そんな子供達のためにお医者さんがサンタコスプレをして病室を回る行事をしているところが多いです。
回診の時にサンタコスプレ姿で訪問したり、サンタ姿でプレゼントを配ったりといった行事がよく行われます。
いつもの先生のサンタ姿を見るだけでも気分が変わって楽しめる方も少なくないでしょう。
食事に力を入れている病院ですと入院患者さんのために、クリスマス献立を用意する病院も多いです。
食事制限などがあり、ステーキやローストビーフのような一般的なクリスマスディナーやケーキが食べられない患者さんも少なくありません。
そういった方でもクリスマス気分を味わっていただくために、色の鮮やかな野菜でお肉の代わりに彩豊かなお料理をお出しするというのもあります。
お野菜のテリーヌでも、彩り豊かにすれば食事制限を守りつつも患者さんに楽しい気分になっていただけますので、ここは栄養課の腕の見せ所ですよね。
赤や白の食材を綺麗に盛りつければ、制限があっても華やかなクリスマスメニューにできます。