東日本、熊本と震災が相次ぐこのごろ、マンション住まいの方は「震災がきたらどうしよう」と心配だろうと思います。
マンションで出来る震災対策はどのようにしたら良いのでしょうか。
マンションで出来る震災対策はどのようにしたら良いのでしょうか。
「マンションの上は揺れる」とよく聞くので、タワーマンションなどにお住まいの方は特に不安だと思います。
実際私も大規模地震の被災地住まいなのですが、マンションにおられる方で6階以上でも「揺れた」「怖かった」という方が多く見られます。
マンション自体は無事でも揺れの激しさから倒壊した家具や食器がだめになったという方が多く見受けられます。
「何階なら揺れが少ない」ということは、震災の規模やマンションの構造、地盤などにもよりますから明確には申し上げられませんが、やはり4階以上の方は特に家具の倒壊対策をしっかりととった方が良いと思います。
実際私も大規模地震の被災地住まいなのですが、マンションにおられる方で6階以上でも「揺れた」「怖かった」という方が多く見られます。
マンション自体は無事でも揺れの激しさから倒壊した家具や食器がだめになったという方が多く見受けられます。
「何階なら揺れが少ない」ということは、震災の規模やマンションの構造、地盤などにもよりますから明確には申し上げられませんが、やはり4階以上の方は特に家具の倒壊対策をしっかりととった方が良いと思います。
マンションの個別の部屋は分譲なら自分の財産ですが、マンション全体はそうではありません。
食器棚用のロックも多数出ていますので、特に割れて困る高価なブランドもののグラスなどを入れている棚には付けましょう。
「安物の皿だけ残って高い皿ばかり割れた」という嘆きは被災地では結構ありがちです。
最近のマンションですと作り付けの棚にはロックがついているものも少なくありませんが、再度確認はしましょう。
マンション全体の対策は管理組合や管理会社との話し合いもありますので、一朝一夕では出来ないのも現実です。
なので、今マンションにお住まいの方がまず出来る対策といえばまず自分のお部屋内でできることをしましょう。
なので、今マンションにお住まいの方がまず出来る対策といえばまず自分のお部屋内でできることをしましょう。
第一に、揺れがあっても家具が動かないようにすること。
家具固定用の耐震ジェルやマットなどでしたら、特別な工事も要りませんので、工事の出来ない賃貸の方、官舎住まいの方でも使いやすいです。
特に倒れた被害報告談が多い冷蔵庫などは真っ先に対策をしましょう。
そして食器の飛び出しも注意したいところ。
家具固定用の耐震ジェルやマットなどでしたら、特別な工事も要りませんので、工事の出来ない賃貸の方、官舎住まいの方でも使いやすいです。
特に倒れた被害報告談が多い冷蔵庫などは真っ先に対策をしましょう。
そして食器の飛び出しも注意したいところ。
古いマンションだと作り付けの食器棚にロックがついていないことも多いです。
食器棚用のロックも多数出ていますので、特に割れて困る高価なブランドもののグラスなどを入れている棚には付けましょう。
「安物の皿だけ残って高い皿ばかり割れた」という嘆きは被災地では結構ありがちです。
最近のマンションですと作り付けの棚にはロックがついているものも少なくありませんが、再度確認はしましょう。
マンションの揺れやすさをある程度推しはかる上で確認しておいた方がよいのは「免震構造」と「耐震構造」の違いです。
「耐震構造」とは、とにかく建物全体がまず保つことを重視して作られたタイプと思ってください。
阪神大震災以降の、やや古めのマンションに多く見られ、太くがっしりした梁などで建物全体の形をキープします。
しかし、地震のときは上層階ほど揺れが大きくなる傾向が強いです。
「免震構造」とは、「耐震構造」のこうした欠点をクリアするための設計です。
地盤にゴムなどの振動を抑えるものをいれ込むなどして、建物全体の揺れを抑えます。
比較的新しいマンションですと、この構造になっているものも多いです。
ですから、まずお住まいのマンションが「耐震」なのか「免震」なのかということは改めて確認し、耐震構造のタイプの4F以上でしたら特に対策をしっかりしましょう。
「耐震構造」とは、とにかく建物全体がまず保つことを重視して作られたタイプと思ってください。
阪神大震災以降の、やや古めのマンションに多く見られ、太くがっしりした梁などで建物全体の形をキープします。
しかし、地震のときは上層階ほど揺れが大きくなる傾向が強いです。
「免震構造」とは、「耐震構造」のこうした欠点をクリアするための設計です。
地盤にゴムなどの振動を抑えるものをいれ込むなどして、建物全体の揺れを抑えます。
比較的新しいマンションですと、この構造になっているものも多いです。
ですから、まずお住まいのマンションが「耐震」なのか「免震」なのかということは改めて確認し、耐震構造のタイプの4F以上でしたら特に対策をしっかりしましょう。
個別の世帯での対策ももちろん大事ですが、集合住宅であれば自治会の方でも対策を話し合うことは大事です。