災害が一旦落ち着いてからも、その後の厳しい避難生活やストレスで体調を崩す人は珍しくありません。
どのような病気になりやすいのかを知り、リスクを抱えている人は早めに対策する事で被災後の健康を守りつつ乗り越えていく手助けになります。
では、被災地でかかりやすい病気はどのようなものがあるのでしょうか。
どのような病気になりやすいのかを知り、リスクを抱えている人は早めに対策する事で被災後の健康を守りつつ乗り越えていく手助けになります。
では、被災地でかかりやすい病気はどのようなものがあるのでしょうか。
こちらは熊本地震で車中泊を余儀なくされた人が多く、その発生が問題視された病気のひとつ。
これも被災地のストレスの多い環境、動かなくなりがちな生活で陥り易い病気です。
元から血圧等が高い人、心臓に持病のある人は特に気をつけましょう。
元から血圧等が高い人、心臓に持病のある人は特に気をつけましょう。
ストレスで通常以上に症状が出やすくなることもあります。
避難所であまり動かない生活をしていることで起こる様々な体調不良の総称を「生活不活発病」といいます。
上記の狭心症やエコノミークラス症候群はもちろん、身体機能全般の低下やうつ病なども引き起こす事があります。
防止策としてはエコノミークラス症候群対策と重なりますが、適度な運動が基本です。
上記の狭心症やエコノミークラス症候群はもちろん、身体機能全般の低下やうつ病なども引き起こす事があります。
防止策としてはエコノミークラス症候群対策と重なりますが、適度な運動が基本です。
不特定多数の人が一同に会し、なおかつ疲れで弱っている人が多い避難所では様々な感染症にかかりやすくなっています。
インフルエンザやノロウイルス感染症などの蔓延を防止するためにも、衛生管理には気を付けましょう。
被災地で気をつけたい感染症
そして暑い季節ですと、食中毒も要注意です。
インフルエンザやノロウイルス感染症などの蔓延を防止するためにも、衛生管理には気を付けましょう。
被災地で気をつけたい感染症
そして暑い季節ですと、食中毒も要注意です。
避難生活のストレスや、インスタント系等どうしても塩分の多くなりがちな非常食で高血圧を悪化させる人も少なくありません。
これも調子が悪いと感じたらすぐ受診するようにし、自宅で料理が出来るような環境に戻れたら塩分を控えた食事中心を心がけるのが望ましいです。
これも調子が悪いと感じたらすぐ受診するようにし、自宅で料理が出来るような環境に戻れたら塩分を控えた食事中心を心がけるのが望ましいです。
災害そのものにまつわる恐怖感からくるトラウマ、家族友人を失った悲しみ、住宅や仕事を今後どうすればいいかなどの悩みが増える避難生活ですから、抱えきれずに心を病んでしまう人も少なくありません。
東日本震災でも問題視され、精神医療の専門家の派遣なども行われるようになってきています。
無理をせず、そういった専門家の助力を早いうちに受けるのが大事ですので、様子のおかしい方が周囲にいらっしゃったら声をかけ、専門家に繋げるのも大事です。
東日本震災でも問題視され、精神医療の専門家の派遣なども行われるようになってきています。
無理をせず、そういった専門家の助力を早いうちに受けるのが大事ですので、様子のおかしい方が周囲にいらっしゃったら声をかけ、専門家に繋げるのも大事です。
避難生活や余震などのストレス、またかかりつけの病院まで行けなくなったりして手持ちの薬が切れてしまったりといった事情で、抱えていた持病が悪化する方も多くいらっしゃいます。
心身が何か優れないと感じたら避難所などを巡回する医療チームなどに早めに相談しましょう。
持病持ちの人が災害に備えるには
心身が何か優れないと感じたら避難所などを巡回する医療チームなどに早めに相談しましょう。
持病持ちの人が災害に備えるには