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研究室も災害に備えよう!

大学や企業の研究室も、ひとたび災害に見舞われると多大な被害が出ます。

機材の破損や培養していた微生物の死滅、書類の破損など。
せっかく今まで積み重ねた研究を台無しにしないためにも、普段からできる防災対策を考えておきましょう。

高い機材の破損を防ぐために

研究用の高い機材が破損してしまって、せっかく今まで培養した細胞や細菌などが台無しに…というのはありがちな話です。

これもなかなか防止は難しいですが、せめて「他の棚の倒壊による巻き添えは防ぐ」というのも大事です。

コピー機や棚、デスクトップPCなど、機材や道具はゲルマットやツッパリ棒で固定できるものはしておきましょう。

薬品は耐震庫で管理しよう

研究で使う薬品類は倒壊するとガラスの破片だけでなく、薬品の成分そのもので事故に繋がることもあります。

特に劇物、可燃性の薬品はきちんと管理しておきましょう。

ロックがきちんと作動して、外にこぼれにくくしてある耐震仕様の薬品庫も多数販売されていますので、経費をケチらずそういったものを積極的に使いましょう。

割れ物はロックのかかる棚に

実験機材はガラス製品も多いですので、むき出しの棚に入れておくよりは扉の閉まる棚に入れるのが望ましいです。
扉には耐震ロックをかけておきましょう。

貧乏な研究室だと、フラスコなどが沢山一度に割れてしまうだけでも大打撃ですから、逆にこういったところにケチらないようにしましょう。

各自のデスク、本棚は整理整頓!

研究者はとにかく文献やプリントアウトした書類が周辺に多いもの。

ついつい雑然と書類や参考書籍を山のように積み上げてしまう人も多くありませんか?
しかし、こういうことをしていては地震などのとき倒壊して大怪我に繋がります。

きちんと書類は整頓させ、書籍は棚に毎回戻す習慣をつけましょう。
教室のトップたる教授さん自ら、机に山積み書類ということもありますが改めていきましょう。

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