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被災地でこわいレジオネラ症

災害がおきると様々な感染症のおそれがありますが、意外と多いのがレジオネラ症。
水害のときなども、レジオネラに注意とのアナウンスが出されています。

どのような病気なのか、どのようにして予防したらよいのかを解説します。

レジオネラ症とは

この病気は、「レジオネラ菌」という細菌によって引き起こされます。
普段は池の水や土の中に普通にいる菌です。

体温より少し温かいくらいの温度の水を好み、他の細菌や藻などが作る生物膜(バイオフィルム)があるとそこに寄生して増えます。

ですから、水がたくさん溜まっていてなおかつ掃除の行き届いていない場所でよく増えます。

時折温泉浴場などでの感染例がみられるのは、暖かい水分が多いパイプやお湯のタンクなどに菌が繁殖するからなのです。

あまり強い菌ではないので、普通の人が少量吸い込んだくらいではなんともないこともあります。

しかしエアロゾル(液体の微粒子)で飛び散ったレジオネラ菌が抵抗力の弱った人間に肺炎等の病気を引き起こすことがあります。
これがレジオネラ症です。

被災地でなぜレジオネラがこわいのか

災害の中でも、特に水害や津波のときにレジオネラ症の危険が叫ばれます。

これは洪水や津波が来ると、地面の中にいるレジオネラ菌もさらってしまい、レジオネラ菌入りのエアロゾルが被災地にバラまかれることになるからです。

また、濁った濁流にのまれたりした際に、菌がたっぷり入った水が気管や傷口に入ったりする危険もあります。

これに加えて、被災後は皆疲れていて抵抗力が落ちていてレジオネラ症にもかかりやすくなっていますから、感染が広がるリスクが増大しているのです。

レジオネラ症の防止には

まず感染症予防の基本である、手や傷口の消毒をきちんと行う事です。
災害対策の備蓄用品にも、消毒液を用意しましょう。

そして洪水や津波などが来た後は、なるべくマスクを着用してエアロゾルを吸い込まないようにしましょう。

これは被災者のみならず、災害ボランティア等で支援に来る人も気をつけるべきことです。

災害が起こる前から配管やクーラーの掃除もしておきましょう。


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